半木の道 (京都市左京区)
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半木の道 半木の道 
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半木の道の石碑


半木の道のシダレザクラ、左は賀茂川、右は植物園、北大路橋から北山大橋にかけて、賀茂川沿いに散策道が続いている。


シダレザクラは濃いピンク色の花弁で、ソメイヨシノより開花時期が遅れる。
 府立植物園の西側、鴨川東岸の堤約700m(北大路橋-北山大橋間)は、「半木の道(なからぎのみち)」と呼ばれている。 
◆歴史年表 現代、1973年、半木の道には、京都鴨川ライオンズクラブ、京都府によって、ベニシダレサクラ、ツツジなどが植栽された。    1981年、日本初の太陽エネルギー灯が点された。
◆半木の森・半木神社 「なからぎ」とは、道に接している府立植物園内の「半木の森」に由来する。鎮守の森には、上賀茂神社の末社・半木神社が祀られている。
 半木(なからぎ、ながらぎ)は、「なから木」「なかれ木」「流木」などとも呼ばれた。かつては、天太玉命(あめのふとだまのみこと)を祀る「流木神社」があったともいう。西賀茂にかつて「浮田(うきた)の森」があり、鴨川の氾濫により、三座の一つがこの地まで流された。以来、「流木」と呼ばれたともいう。また、この地が上賀茂神社と下鴨神社の中間に位置し、半木と呼ばるようになったともいう。
 応仁・文明の乱(1467-1477)では、付近でも激しい戦いが繰り広げられたという。犠牲者の弔いのために造られた石仏、地蔵などは、1591年の豊臣秀吉によるお土居築造の際に礎として流用されたともいう。
◆サクラ 半木の道には、1973年から「京都鴨川ライオンズクラブ」(1962)と京都府によって、ベニシダレサクラ、ツツジなどが植栽された。請け負ったのは、「植藤」の16代・佐野藤右衛門による。現在では、葵橋-御薗橋間のソメイヨシノ(志波む桜、師範桜)のサクラ並木とつながり、出町柳-上賀茂神社間は、賀茂川沿い約2kmに5000本のサクラ並木が続く。
 半木の道では、4月初旬からサクラが開花し、「鴨川茶店」(4月)も催される。
◆太陽エネルギー灯 1981年に、半木の道に、日本初の太陽エネルギー灯が点された。
 なお、ライオンズクラブは、鴨川の出雲路橋、御薗橋間のケヤキの植樹(1963)も行っており、これらも巨木の並木に成長している。


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【参照】北区の北門前町にある、かつてのお土居から出土したという石仏群。いずれも花崗岩で造られた阿弥陀仏、ニ尊、地蔵、五輪塔など。詳細はよくわかっていないが、おそらくお土居の礎に用いられたものと推定される。石仏には室町時代のものも含まれるという。現在は町内で延命地蔵大菩薩として大切に祀られている。
 半木の道 京都市左京区

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