妙見堂 (鳥辺山妙見大菩薩妙見堂) (京都市東山区)
Myoken-do Temple
妙見堂  妙見堂
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 大谷墓地の北にある大谷道は清水寺に続いている。その坂道の途中に南面して妙見堂(みょうけんどう)が建つ。鳥辺山妙見大菩薩妙見堂とも呼ばれている。近くの通妙寺の別所という。
 日蓮宗。本尊は妙見大菩薩。
 秋山自雲神霊は、痔病、腰から下の病平癒の信仰を集めた。
◆歴史年表 縁起焼失のため創建の詳細、変遷は不明という。
◆秋山自雲神霊 境内北に秋山自雲神霊を祀る祠があり、石塔が立つ。江戸の浅草玉姫町・日蓮宗の本性寺の境内神だった。
 江戸時代、1744年、新川の酒問屋・岡田孫右衛門の手代、善兵衛は痔疾に苦しみ亡くなる。生前の善兵衛は、自らが病に悩んだため、同じく苦しむ人々の救済を誓った。
 死後、秋山自雲神霊として各所の日蓮宗の寺に祀られ、痔病のみならず、腰から下の病平癒の信仰を集めた。
◆建築 現在の堂宇は、江戸時代後期の建立による。妙見堂には裳階が見られる。
 絵馬堂は舞台造になっており、かつて境内の下段にあったという小堀遠州(1579-1647)作庭の庭を鑑賞するために建てられたという。舞台は茶席にも使われたという。
◆吉野太夫・阪田三吉 江戸時代の島原、二代目吉野太夫(松田徳子、1606-1643)が境内に一時棲んだという。境内に歌碑が立つ。
 近代の棋士・阪田三吉(1870-1946)夫婦が勝負前に当妙見宮に参詣していたという。
◆十三重塔 
十三重塔は、初重軸石に四方仏が見られる。南北朝時代(1333-1392)に鳥辺野墓地に立てられていた遺物とみられている。
◆絵馬 江戸時代、天保5年(1834年)に加藤均斎らが奉納した絵馬「算額」(221×125cm)がある。
◆花暦 境内に3本のソメイヨシノの大木がある。
 妙見堂近くに楓が植えられている。
◆猫 境内に周囲の地域猫が集まる。猫の墓もある。

*年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
*参考文献 『京都大知典』『昭和京都名所図会 1 洛東 上』 



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表門

表門、「鳥辺山 妙見大菩薩」と掛かる

門前脇にある松枝政右衛門?の墓

御堂

御堂

狛犬、備前伊部焼、江戸時代、1855年作、備前焼としては珍しい作例という。

妙見堂

妙見堂

妙見堂扁額

絵馬堂

絵馬堂

絵馬堂よりの京都市街地の景色

常冨大善神

常冨大善神

秋山自雲神霊

秋山自雲神霊

秋山自雲神霊、江戸浅草玉姫町の日蓮宗本性寺の境内神。新川の酒問屋・岡田孫右衛門の手代だった善兵衛は痔疾に苦しみながら1744年に亡くなる。生前、痔疾に悩む者を救うことを誓う。死後に霊神として日蓮宗の寺に祀られ、痔の病、腰から下の病平癒の信仰を集めた。

右より大地主龍王、白高龍王・白光龍王

手水舎

手水舎、「鳥邊山」とある。

吉野太夫の歌碑「噫(ああ) さくら われは 廓乃 寿盈(すえ)と 年さヽへ よしの」 

十三重塔

亀甲石、甲羅状の模様がある自然石。石灰質泥が脱水・収縮する際に亀裂が入り、そこに方解石などが沈殿してできたものという。直径50cmほどあり、ここまで大きいものは珍しいらしい。

東山、境内東に見える。
 妙見堂 〒605-0846 京都市東山区五条橋東6丁目522   075-561-1859  

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