慶昌院 (京都府向日市)
Keisho-in Temple
慶昌院 慶昌院
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 向日市の慶昌院(けいしょういん)は、大原街道(国道207号線)の坂道の途中にある。山号を慈廣山という。 
 曹洞宗、本尊は田植え地蔵尊。
◆歴史年表 安土・桃山時代、天正年間(1573-1592)、創建されたという。当初は泰平山慶昌庵と称した。
 江戸時代、1835年、希運曇開により再興された。山号を慈廣山と改める。
◆曇開 江戸時代の曹洞宗の僧・曇開(1768-1836)。希運曇開。但馬国生まれ。1835年慶昌院を再興した。
◆田植え地蔵尊 本尊の田植え地蔵尊には伝承がある。
 長谷川半兵衛という人があり、眼病を患い、その治癒を寺に祈願した。また、安土・桃山時代、1594年、都で疫病が流行した際に、近郊の人々が病気平癒を祈願する。病の人は田植えができなかったが、その田に入り早苗を植えつけた者があった。半兵衛は地蔵尊の手足が泥で汚れているのに気付く。地蔵が病の人に代わり田植えをしたことを知る。以来、地蔵は田植え地蔵尊と呼ばれたという。
◆地蔵尊 境内内外に、みのり地蔵尊、いやし地蔵尊、子育地蔵尊、世継地蔵尊、慈しみ地蔵尊などが安置されている。
◆文化財 「絹本著色曇開和尚像 附 天開翁岸駒筆の墨書のある収納箱」(向日市指定文化財)には、画上に曇開自筆の賛がある。江戸時代の岸駒(1756/1749 -1839)筆であり、自筆の署名が入っている。極彩色の肖像画であり、岸駒が頂相を描いた例は珍しいという。
 「紙本著色曇開和尚像 附 定水拝持の墨書のある収納箱」(向日市指定文化財)は、画上に学僧・郁刺繍虎云の賛がある。岸駒の養子(娘婿)・岸良(1798-1852)筆。収納箱に定水拝持の墨書があり、曇開の弟子になる。近代的な陰影法の手法が取り入れられている。岸良が頂相を描いた例も珍しいという。
◆桜 地蔵尊のそばにソメイヨシノの巨木が植えられている。
◆年間行事 新春大般若祈祷会・新春寄席(1月8日)、盂蘭盆大法要(8月8日)、生前戒名授与式(在家得度式)(11月23日)。


*年間行事は中止、日時変更の場合があります。
*参考文献 説明板、『京都大知典』


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 慶昌院 〒617-0002 京都府向日市寺戸町西野38-5   075-921-0571
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