通玄院 〔妙心寺〕 (京都市右京区) 
Tsugen-in Temple 

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 妙心寺境内西に塔頭・通玄院(つうげんいん)はある。 
 臨済宗妙心寺派。
◆歴史年表 創建、変遷の詳細は不明。
 安土・桃山時代、1597年、また江戸時代、1622年、妙心寺219世・虚櫺了廓(きょれい りょうかく)を開祖として創建された。当初は即心院(そくしんいん)と称した。経蔵に納められる「一切経」写経道場だった。写経願主は無門座元により、建仁寺の高麗版蔵経を借用する。檀越は武士・寺西織部信之(にしおりべ のぶゆき)による。(寺伝、「妙心寺史」)
 年代不詳、2世は松翁が継ぐ。
 江戸時代、1878年、水月院(すいげついん)は当院に併合される。
◆虚櫺了廓 安土・桃山時代-江戸時代の僧・虚櫺了廓(きょれい りょうかく、生没年不詳)。詳細不明。日向国の人。江戸・東禅寺で修行したという。妙心寺219世、1597年、妙心寺塔頭・通玄院1世、広島・禅林寺3世。1652年、妙心寺・禿翁妙宏の依頼により、来日した隠元の動静を伺う。隠元の法会に参加した日本人僧を統率する。
◆無門座元 江戸時代の僧・無門座元(むもんぞげん、生没年不詳)。虚櫺了廓の弟子。通玄院の写経願主。水月院を開創する。
◆寺西織部信之 江戸時代の武士・寺西織部信之(てらにしおりべ のぶゆき、1616-1687)。父は浅野長晟家臣。安芸藩士、広島藩士。小姓、年寄役。広島・禅林寺3世の虚櫺了廓に師事。晩年は己斐(こい、広島市)に住した。
◆松翁 江戸時代の僧・松翁(生没年不詳)。詳細不明。仙寿院開祖・禿翁妙宏の法孫。幡枝・円通寺(左京区)の隆盛に寄与した。通玄院2世。


*非公開
*参考文献 『妙心寺』『妙心寺 六百五十年の歩み』


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通玄院 〒616-8035 京都市右京区花園妙心寺町38   075-462-4096  
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