本成寺 (京都市伏見区) 
Honjo-ji Temple
本成寺  本成寺
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 本成寺(ほんじょうじ)の「痰切り地蔵」が信仰を集める。山号は妙栄山(みょうえいざん)という。  
 法華宗本門流、本尊は十界曼荼羅。
◆歴史年表 安土・桃山時代、1597年、本能寺を中興した日逕(にちきょう)により創建された。当初は、伏見区上板橋中之町にあった。
 江戸時代、1636年、篤信者・中村隆運が法華経千部読誦の心願成就を機として、伏見町奉行・水野忠貞の協力を得て現在地に移した。
 近代、1870年、地蔵菩薩像(痰切り地蔵)が大亀谷地蔵院より当寺に遷された。
◆日逕 安土・桃山時代の僧・日逕(にちきょう、生没年不詳)。詳細不明。1582年、本能寺の変後、本能寺を中興した。1597年、本成寺を創建した。
◆水野忠貞 江戸時代の大名・水野忠貞(?-1670)。詳細不明。十郎左衛門ともいう。石見守・水野長勝の養子。18歳で大坂夏の陣の戦功により知行7500国取の大身の旗本になる。1666年、伏見奉行所の初代奉行に任じられる。1669年、辞任。大和の忍海郡西辻村に陣屋を構えたという。 
◆地蔵菩薩 地蔵堂に安置されている木造地蔵菩薩像は、かつて薬師寺(伏見区三栖)下の大亀谷地蔵院に安置されていた。平安時代の公卿・文人・小野篁(おの の たかむら、802-853)作と伝えられ、「痰切り地蔵」として信仰を集めてきた。
 江戸時代、1652年、隆閑寺学室に遷され、1870年、当寺に遷された。
◆妙栄水 36世・日崇は本堂、庫裏の再建を果たした時、湧水があり「妙栄水」と名付けられた。現在も水は絶えない。 


*年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
*参考文献 駒札



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本堂

本堂

地蔵堂

妙栄水
本成寺 〒612-8319 京都市伏見区石屋町511    
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