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八王稲荷大明神 (京都市東山区)
Hachio-inari-daimyojin Shrine

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 塩小路橋の東詰に八王稲荷大明神(はちおう いなり だいみょうじん)が祀られている。託宣稲荷になる。 
 八王大神、狸を稲荷神とする。ご神体は御幣になる。
 火防のご利益がある。
◆歴史年表 近代、1915年、付近に火災が相次ぎ、熊野神社神官の託宣により、狸を祀ったという。
◆狸の伝承 1915年、宮ノ内町の丸野尾家が全焼する大火があった。その後も、付近での火災が相次いだ。
 住民が新熊野神社の神官に祈祷を依頼した。神官の託宣があり、付近に棲む悪い狸が土地に憑いており、その祟りにより火災が起きたという。祟った狸を稲荷神として丁寧に祭祀すれば、その霊力により火災の難から免れることができると告げた。もしも祀らなければ、祟って再び火災を出すという。住民は、町内の土地の一角を買い取り、社殿を建てて八王稲荷大明神として祭祀した。
 さらに、近年まで、八王稲荷の南にあったある社地に八丸稲荷、熊丸稲荷が祀られていたという。1920年頃、ここには個人宅地があり、家に災いが続いた。今熊野神社の神官に祈祷を頼むと、八王稲荷の子狸が家に迷い込んで悪さをしているという。狸は八丸大神、熊丸大神といい、屋敷神稲荷として祭祀した。以後、災いは消えたという。その後、土地を買い取った新たな所有者も、社地の建物屋上にこの稲荷神を祀ったという。その後、1987年頃に、稲荷神は他所に遷されたという。


*参考文献 サイト「日本文化研究センター 怪異・妖怪伝承データベース- 火の神稲荷の信仰諸相と形成過程」『お稲荷さんの起源と信仰のすべて 稲荷大神』『稲荷信仰と宗教民俗』


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map  八王稲荷大明神 京都市東山区一橋宮ノ内町
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