安井念仏寺 (京都市右京区)
Yasui-nembutsu-ji Temple

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 太秦安井北御所町に、安井念仏寺(やすい ねんぶつじ)がある。平安時代の皇女・殷富(いんぷ)門院享子内親王の、安井御所の念仏堂を継承している。山号は法霊山という。 
 浄土宗西山禅林寺派、本尊は阿弥陀如来。
 文殊菩薩は京都文殊霊場(知恵の寺)の8番。
◆歴史年表 江戸時代、元禄年間(1688-1704)、敬西が中興したという。安井御所の念仏堂を継ぐ。
◆仏像 本堂に本尊の阿弥陀如来を安置している。
 脇檀に文殊菩薩(30cm)を安置する。木造、一刀彫。文殊菩薩は京都文殊霊場(知恵の寺)の8番。
◆蓮華光院 安井の名は、第77代・後白河天皇の皇女・殷富(いんぷ)門院亮子内親王(1147-1216)の安井御所に由来する。
 鎌倉時代、1200年、殷富門院の御願により、仁和寺境内に御堂が建立される。安井御所、安井法華堂とも呼ばれた。以仁王(もちひとおう)の遺児・道尊(1175‐1228)が引き継ぎ院家の一つになる。安井門跡、院号は蓮華光院と呼ばれた。道円法親王(1224-1281)が入寺し、法親王門跡となる。その後、衰退する。
 江戸時代、正保年間(1644-1648)、性演が再興した。東岩倉山観勝寺旧地・下河原(左京区南禅寺)に道場を建立し、安井門跡を復活した。1695年、崇徳院御影堂のあった東山安井に、道恕(?-1733)により移された。
 近代、1873年に大覚寺に移り、1876年に廃寺になった。旧地には安井金比羅宮(東山区)だけが残る。
◆年間行事 文殊祭(8月25日)。


*年間行事は中止・日時・内容変更の場合があります。
*年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
*参考文献 『京の福神めぐり』『京都大事典』



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門脇にソテツが植えられている。
map 安井念仏寺 〒616-8064  京都市京都市右京区太秦安井北御所町19   075-821-5550 
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