新宮神社 (京都市左京区) 
Shingu-jinja Shrine

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拝殿


拝所
 松ヶ崎の新宮神社(しんぐう じんじゃ)は、かつて大比叡大明神と呼ばれた。旧松ヶ崎村(西部)の産土神、旧村社になる。 
 祭神は熊野速玉神(くまのはやたのかみ)、伊弉奈枳命(いざなぎのみこと)、伊弉奈彌命(いざなみのみこと)、猿田彦神(さるたひこのかみ、白鬚大神)。末社・八幡宮の祭神は、八幡大神(やはたのかみ/はちまんしん)、三光社は日月星を祀る。
◆歴史年表 創建、変遷の詳細は不明。
 年代不詳、かつて、大比叡大明神と称し、独立社だった。(社伝)
 鎌倉時代、1307年、松ヶ崎村の里人が天台宗より日蓮宗に改宗した際に、法華経、日像上人直筆の曼荼羅をご神体として合祀した。(『山城名跡巡行志』)。以後、妙泉寺の鎮守社になり、僧が祭事を行った。(『京都府愛宕郡村志』)。また、新宮大明神を勧請し、日像の法華経、曼荼羅と合祀し、妙泉寺に祭祀されたともいう。
 江戸時代、1682年、当社は「明神社」と記されている。(『雍州府志』)
 近代、1868年、神仏分離令後の廃仏毀釈で、妙泉寺から離れ、白鬚(しらひげ)神社として独立した。
 1887年、新宮神社に改めた。(『京都府愛宕郡村志』)
 1931年、社務所を整備した。
◆祭神 祭神の猿田彦神は、白鬚大神(しらひげのおおかみ)ともされる。白鬚大神は天台宗開祖・最澄(767-822)に宣託を下したとの伝承により、かつて大比叡大明神と呼ばれたという。
◆末社 八幡宮は祭神・八幡大神を祀る。三光社は祭神・日月星を祀る。
◆建築 本殿、拝殿、社務所がある。
◆文化財 拝殿に、江戸時代、天保年間(1830-1844)の扁額が掛かる。
◆樹木 境内にモミの大木がある。
◆祭礼 江戸時代には、3月3日に例祭があり、「松崎稲荷社并新宮二所明神祭」と記されている。(『山城名勝巡行志』)
 祭礼に神輿巡行が行われない。一村改宗の時、神輿を背後の山中に埋め、御神輿塚、経塚、数珠塚と称したという。
◆年間行事 祭礼(かつて馬の行列、競馬もあったという。)(10月23日)、お火焚祭り(12月8日)。


*年間行事は中止・日時・内容変更の場合があります。
*年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
*参考文献 『京都市の地名』『京都大事典』『昭和京都名所図会 3 洛北』 



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モミの巨木 
 新宮神社 〒606-0925 京都市左京区松ケ崎林山33  075-791-0191
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