寂庵 (京都市右京区) 
Jaku-an Temple
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表札、井上光晴筆

 嵯峨野に寂庵(じゃくあん)がある。庵主は尼僧で作家の瀬戸内寂聴が務める。山号は曼陀羅山という。 
 天台宗。本尊は聖観音。
◆歴史年表 現代、1974年、瀬戸内寂聴は嵯峨野の私邸に寂庵を開いた。庵名は今東光による。
 1985年、道場の嵯峨野僧伽(さんが)を建てる。
 1990年、寂窯を開く。
◆瀬戸内寂聴 近現代の天台宗の尼僧・作家・瀬戸内寂聴(せとうち じゃくちょう、1922-)。晴美。僧正。1943年、東京女子大学国語専攻部在学中に見合い結婚、夫の任地、北京に同行、1946年、帰国、家を出て京都に移る。1950年、離婚、東京へ移り本格的に著作を始める。1956年、『女子大生・曲愛玲』で新潮同人雑誌賞受賞。1961年、『田村俊子』で田村俊子賞受賞。1963年、『夏の終り』で女流文学賞受賞。1973年、今春聴(今東光)大僧正を師僧とし、岩手県平泉町・中尊寺で得度、法名を寂聴とする。1974年、比叡山で60日間の行を経て嵯峨野に寂庵を開く。1987年、岩手県・天台寺住職、1988年-1991年、敦賀女子短期大学学長就任、1992年、一遍上人を描いた 『花に問え』で谷崎潤一郎賞受賞。1997年、文化功労者に選ばれる。2001年、『場所』で野間文芸賞受賞。2002年、徳島県立文学書道館館内に瀬戸内寂聴記念室が設置される。2005年、天台寺住職を引退。『源氏物語』の現代語訳でも知られる。
 徳島ラジオ商殺し事件の再審支援活動、死刑囚との交流、1991年、湾岸戦争の停戦断食などの平和活動、反原発運動などにも関わる。
◆仏像 本尊は聖観音を安置する。
 寂聴作の木彫「地蔵像」、土仏「弥勒菩薩像」がある。
◆庭 内庭、露地庭がある。
◆石仏 境内に彫刻家・須藤賢の作の石仏「姫百合観音」「涅槃石仏」「道祖神」などが安置されている。
◆花暦 沈丁花、蝋梅、紅梅、金縷梅、山茱萸、桜、椿、花水木、牡丹、桔梗、山法師、紫陽花、木槿、芙蓉、萩、紅葉。
◆年間行事 写経の会(毎月1日、10:00-15:00)、法話の会(毎月第3日曜日、8月は休会)。


*普段は非公開
*年間行事は中止・日時・内容変更の場合があります。

*参考文献 当庵サイト、『寂庵』


                  

【参照】近くにある五山送り火の鳥居形、嵯峨鳥居本曼荼羅山
 寂庵 〒616-8434 京都市右京区嵯峨鳥居本仏餉田町(ぶっしょうでんちょう)7-1  075-861-6770
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