大石神社 (京都市山科区)
Oishi-jinja Shrine
大石神社 大石神社 
 Home   Home







樹齢160年以上という「大石桜」
 大石神社(おおいし じんじゃ)は、稲荷山の東麓に位置している。かつて、この近くには、元禄赤穂事件(1701-1703)に関わった大石内蔵助良雄の隠棲地があった。 
 祭神は、大石内蔵助良雄。
◆歴史年表 
近代
、1935年、当時の京都府知事を会長とする大石神社建設会、山科義士会、浪曲師・吉田大和之丞(奈良丸)らの提唱により創建された。
◆大石良雄 江戸時代の武士・大石良雄(1659-1703)。播磨国赤穂藩の筆頭家老だった。1701年、主君・浅野長矩(浅野内匠頭)は、江戸城松之大廊下において、高家(こうけ)・吉良上野介に対して刃傷事件を起こした。このため、浅野は即日切腹、浅野家はお家断絶、領地没収となる。吉良には咎めはなかった。
 城代家老大石は、一時、家族とともに京都山科に隠棲し、旧赤穂藩士と連絡をとる。山科には、大石家の親族進藤長之(近衛家家臣)の土地があった。
 旧赤穂藩内には、吉良へのあだ討ちを主張する急進派と、御家再興の穏健派の対立が起こる。その後、再興が絶望的となったため、1703年1月30日未明、47人の赤穂浪士は本所吉良屋敷に討ち入る。3月、大石は切腹を命じられ、自刃した。
◆義人社 大坂の豪商・天野屋利兵衛(1661-1733)を祀る。
 利兵衛は、大阪の本町橋に店をかまえ、北組惣年寄もしたという。赤穂藩出入りの商人で、吉良邸討ち入りの際には、武器を調達したといわれている。
 ただ、赤穂藩との関連は確認されていない。京都の昆陽山地蔵院(椿寺)に墓が伝わる。
◆文化財 宝物殿には、大石良雄、討ち入りの資料などが展示されている。
◆桜 ご神木の枝垂れ桜「大石桜」がある。もとは、大石良雄の隠棲の地にあった桜を移植した。「さくら祭」(4月の第1日曜日)が行われている。樹高9.5m。
◆年間行事 さくら祭(献茶式、お茶席、蕎麦席)(4月の第1日曜日)、義士祭(義士行列)(12月14日)。


*年間行事の中止・日時変更、拝観中止・時間変更の場合があります。
*参考文献 『京都・山城寺院神社大事典』『京都大事典』


  関連・周辺岩屋寺(大石寺)      関連・周辺山科神社      関連椿寺地蔵院      周辺      

本殿

本殿扁額

大西良雄像



左二つ巴、本来は右二つ巴だが、仇討ち隠棲の意味を込めて逆になっているという。

義人社



宝物殿

大石内蔵助良雄

天神うし

境内でポニーの「花子」が飼われている。
 大石神社 〒607-8308 京都市山科区西野山桜馬場町116  075-581-5645  9:00-16:00
 Home    Home  
   © 2006- Kyotofukoh,京都風光