覚勝院 〔大覚寺〕 (京都市右京区)
Kakusho-in Temple
覚勝院 覚勝院 
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「大聖歓喜天 覚勝院」の石標


本堂
 大覚寺の南、門前にある覚勝院 (かくしょういん)は、いまは大覚寺唯一の塔頭になっている。
 真言宗大覚寺派。本尊は十一面観世音菩薩。
◆歴史年表 室町時代、正平年間(1346-1370)、建立された。院家(いんげ)の住坊で別格本山だった。 
 南北朝時代-安土・桃山時代(1336-1573)、大覚寺が荒廃し、覚勝院、大勝院、聖無動院などの院家が支えた。
 江戸時代、1711年、本堂(聖天堂)は、6代将軍・徳川家宣の寄進により建てられる。
◆仏像 本尊の十一面観世音菩薩、歓喜天尊、聖天(しょうてん)が安置されている。
◆院家 院家は、上皇とともに出家した皇族・貴族を意味した。門跡に次ぐ身分的な特権を有し、門跡を補佐した。
 大覚寺門前町の堅町(たてまち)に、往時には院家、参議、坊官、諸大夫の役宅が建ち並んでいた。
◆墓 室町時代前期の宝篋印塔がある。
 江戸時代の島原の遊女・夕霧(?-1676)の墓を管理する。夕霧はこの地に生まれ、島原扇屋の遊女を経て、遊女屋主人と大坂新町の遊郭に移った。夕霧の墓は、浄国寺(大坂天王寺)にある。生家が清涼寺塔頭・地蔵院(廃寺)の檀家であり地蔵院にも墓が立てられた。   
◆年間行事 11月の大根供養は、聖天様の大根供養ともいわれ、お供え下がりの大根が、心身の毒を消し、福を呼び込むとされている。 
 安産祈願では、第122代・明治天皇ゆかりの安産祈願のお腹帯が授与される。


*年間行事は中止・日時・内容変更の場合があります。
*年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。

*参考文献 『京都・山城寺院神社大事典』『旧版 古寺巡礼京都 30 大覚寺』


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 覚勝院  京都市右京区嵯峨大覚寺門前登り町2   075-861-0814
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