有栖川 (京都市右京区)
Arisugawa River

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洛西を流れる有栖川
 有栖川(ありすがわ)は、右京区嵯峨観空寺谷と広沢池からの流れが合流し、嵯峨野を南流、桂川に注ぐ全長7kmの河川をいう。 
 斎(いつき)川、有巣(ありす)河とも呼ばれた。有栖とは「荒樔」、「荒瀬」の意味で、「禊の行われる川」を意味していた。この有栖川の畔に野宮が建てられ、伊勢神宮の斎宮により禊、祓いなどが行われていたとみられている。
 京都の有栖川は賀茂、紫野、嵯峨の3か所にあったという。(『山州名跡志』)。賀茂の斎院御所の禊は、紫野の有栖川の地で行われていたという。この川は古くより知られ、歌枕となり、斎院について詠まれている。ただ、所在地については明らかになっていない。
 有栖川は、「徒然草」第114段に「今出川のおほい殿、嵯峨へおはしけるに、有栖川のわたりに、水の流れたるところにて」と記されている。
 江戸期には灌漑用水として利用され、嵯峨村の3か村で分水争いも起きた。


*参考文献 『京都大事典』


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有栖川 右京区
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