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八幡宮社(長峰八幡宮) (京都市西京区) Yahatagu-sha Shrine |
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八幡宮社(長峰八幡宮) | 八幡宮社(長峰八幡宮) |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 拝殿 ![]() 幣殿、本殿 ![]() |
大原野石作町の八幡宮社(やはたぐうしゃ)は、長峰八幡宮ともいう。 大歳神社の相殿に祀られている式内・石作(いしつくり)神社の旧鎮座地ともいわれている。 祭神は應神天皇(おうじんてんのう)、天照大神(あまてらすおおかみ)。 式内社論考社。平安時代の『延喜式神名式(延喜式神名帳)』(927)記載の「乙訓郡十九座 大五座 小十四座」中の「石作神社」の旧地ともいわれている。 ◆歴史年表 創建の詳細、変遷は不明。 ◆遺跡 本殿下には「八幡宮古墳」がある。片袖式横穴式石室であり、古墳時代後期の円墳とみられ、隣接している円山古墳群の一基ともいう。玄室の高さ1.2m、長さ2.95m、幅0.98m、羨道部の高さ1.1m、長さ1.25m、幅1.47m。 また、後世、長峰城といわれる山城が一帯に築かれたという。詳細不明。 ◆石作神社・石作氏 大歳神社の相殿に、式内・石作(いしつくり)神社が祀られている。石作神は代々石棺などを製作する豪族の祖神とされる。火明命(ほあかりのみこと)の後裔という。また、石作氏の祖は建麻利根命(たてまりねのみこと)ともいう。 弥生時代の第11代・垂仁天皇(前69-70)后・日葉酢媛命(日葉昨姫命、ひばすひめのみこと、?-243)が亡くなった際に、石棺を献上したことから石作大連公(いしつくりおおむらじのきみ)の姓を贈られたという。(『新撰姓氏録』)。 平安時代、859年、石作神社は正六位より従五位下に進んでいる。(『三代実録』)。 石作氏の衰微により、後に大歳神社に合祀されたという。旧鎮座地は、三鈷寺近くの早尾神社(西京区大原野石作町灰谷丸尾1)とも、当社長峰八幡宮(西京区大原野石作町40)ともいう。 ◆年間行事 節会・烏帽子儀(1月11日)、初卯(2月)、放生会(9月15日)、例祭(10月21日)。 *年間行事は中止・日時・内容変更の場合があります。 *年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。 *参考文献・資料 『京都市の地名』 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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![]() 大楠 |
![]() 境内東の長峰城跡の主郭遺構ともいうが詳細は不明。 |
![]() 【参照】付近に石作氏にゆかりの石作町の地名が残る。 |
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